ビットコイン界の巨人 中国採掘会社BITMAIN はなぜ誕生したのか

ビットコインのネットワークとは?

ビットコインネットワークを構築するには、ノード(中継記録コンピュータ)とマイニング装置(ASICチップ搭載計算コンピューター)が必要になります。世界中にちらばるノードとマイニング装置によるP2Pネットワークが維持されています。

 

世界中にちらばるノード

ノードはボランティアといっても過言ではなく、ノードをネットワークにつなげるインセティブは発生しません。主にマイニングプールやビットコイン関連企業、ネートワーク支持者たちによって支えられていると考えられます。現在、世界中に1万弱のノードが稼動しています。

世界のノードをカウントするサイト BITNODES

 

ビットコイン界の巨人 中国採掘会社BITMAIN

ビットコインにはSHA-256という暗号関数が使われており、この計算を行う専用ASICチップを搭載したコンピューターがビットコインの採掘器(マイニングマシン)とよばれています。

世界中でASICチップの開発競争

2012年ころよりASICチップ開発は盛んに行われ世界中のビットコインギーク達がその開発を争った。アメリカでは、Butterfly labsやHashfastと呼ばれる企業が最新ASICチップ搭載マシン発売予告をした上で世界中からお金を集めたが、予定通りにすすまずいずれも頓挫している。それに先立ち、ビットコイントークと呼ばれるコミュニティから始まったASICチップ開発プロジェクトAvalon ProjectがYifo Guo氏を中心に発足し高効率のASICチップが発売された。このプロジェクトによって供給されたチップは、機械の設計データとともに、中国企業を中心に販売されていった。

中国にAVALONチップ搭載マシン。しかし問題

その結果、中国のビットコインブームとともに中国中にビットコイン採掘器が広まるきっかけとなる。しかし、Avalonのマイニングマシンは、チップこそ高性能であるが、その他の主要部品マザーボードや冷却装置などは、各企業が自前で製作するか、調達してきたものであったため、品質が安定しない致命的な問題があった。ASICチップはとてつもない発熱をするため、強力ファン搭載の冷却システムで掃除機のような爆音を轟かせながら運用しなければならない。熱暴走で止まってしまうマシンも珍しくはない。大きさもフルタワーPCくらいあった。

スマートな採掘器を発売したBITMAIN社

そこで彗星のごとくあらわれたのが、BITMAIN社のAntminer S1と呼ばれる採掘器だった。採掘能力自体はAvalonよりも若干劣る性能であったが、Antmainer Asicチップの電気効率がよく、安定性に長け、大きさも今までのAvalonマシンの1/3程度の大きさだった。なによりも、画期的な冷却デザインのおかげで騒音レベルが劇的に改善された事が印象的だった。この機械は、世界に向け発売された。

この時期、採掘機販売は、詐欺や発売延期が溢れていた時期であり、マイナーたちも疑心暗鬼の状態だった。Bitmain社は事前販売こそしたものの、ほとんど全てのマシンを期限どおりに発送し、当初の宣伝どおりの機能で納品した。

これにより、BITMAINの採掘機は、世界中のマイナーたちがこぞって買う採掘機となっていった。

 

2017年現在、BITMAIN社の採掘器世界シェアは、70%を超えると言われている。

 

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