ビットコインハードフォークの最悪のシナリオは?

10月25日にビットコインゴールドの誕生。

11月18日にSegwit2xのハードフォーク。

注目すべきイベントに向け、関係各所も対応に追われているようで少し騒がしくなって来てますなぁ~。

さて、一部の仮想通貨ユーチューバーもBTCをすべて引き上げるなんて発言しているらしく、皆様もさぞご心配のことでしょう。

 

考えられる最悪のシナリオとは?

率直に申し上げます。

ビットコインのEDです!

機能不全の恐怖です。

マイニングプール(90%近くの採掘者)は、おそらく計画通りSegwit2Xのハードフォークを実施してくるはずです。

しかし、ビットコイン コアの開発コミュニティは、Segwit2Xに反対姿勢なので、このままSegwit搭載しただけの1MB現状維持。そして、将来的にはライトニングネットワーク搭載でいくつもりです。

 

わずかなハッシュパワーしか残らない?

計画どおりハードフォークが起きると元々のビットコインには、わずかなハッシュパワーしか残りません。すると、現在、詰まり気味(2017/10/19 23時 30000以上の送金待)のビットコインネットワークがいっきに渋滞を引き起こし、次の難易度調整まで送金自体が非常に難しくなる可能性があります。

通常14日で難易度調整にはいるのですが、一気にハッシュレートが削がれると、次の難易度調整まで、通常の何倍もの日数を要することが考えられます。最悪のケースとして、仮にハッシュレートが9割減となった場合、長ければ140日ものあいだ、送金が難しくなる状況が続くことも考えられます。

 

そもそもマイナーは損することはしないでしょ?

マイナー陣は、このハードフォークに向け、既にビットコインキャッシュという布石を仕掛けています。このビットコインキャッシュにはEDA(緊急難易度調整)という独自の機能が仕掛けられており、価格が暴落しても、マイナーが損することのないよう採掘効率をフレキシブルに変化させることができる仕組みが備わっているのです。

仮にビットコインが暴落しても、ビットコインキャッシュを採掘すればよいマイナー陣にとって、ハードフォークは恐れるものではなくなったのです。

 

S1XとS2Xどっちが本物のビットコインなの?

本流のビットコインをSegwit 1mb(S1X)、ハードフォーク後のビットコインがSegwit 2mb(S2X)となります。

元々1BTCを保有していれば、ハードフォーク後は、S1XとS2X 1BTCずつ保有となります。

現在の先物相場では、S2Xの支持はほとんど集まっておらず、0.12btcほどしか値がついていません。0.8btc以上の値をつけているのは、ビットコインコアが進めるS1Xです。

という事は、市場は、S1Xを本物のビットコインと判断しているという事です。

しかし、この状況がより問題を大きくしているのです。

 

結論:

S1Xを信じたマーケットが裏切られる状況が起きパニックへ

先に説明したとおり、S1Xは機能不全に陥る可能性があり、マーケットが信じるS1Xとマイニングプール主導で推し進めるS2Xが対立した場合、完全な機能不全に陥る恐れがあります。

ありえそうな流れとしては・・・・

『ハードフォーク発生』→『S1X機能不全』→『S1XもS2Xも暴落』→『採算次第では、マイナーは、S2Xを捨てBCHに専念』

 

まぁ、BTCなんか引き上げて、ビットコインキャッシュをもってれば、自衛になるかと・・・・S2Xはどうなるかは未知数です。S2XはリプレイプロテクションなしでS1Xをのっとるなんて話もありますが、そんな事なくても本記事のような危険な状況がありえるんです。